Understand the Workflow映像の仕事を知る。
映像ができるまでの
ワークフロー
スマートフォンで誰でも簡単に撮影し映像編集ができる
YouTubeを使って誰も世界に自分の作った映像を配信できる
そんな時代がやってきて、プロとアマチュアの差が限りなく少なくなってきた昨今、
プロは一体どんな工程で映像を作っているんだろうか?
1.企画・リサーチ
- NOUVELLE MEDIAS
- NOUVELLE CARRIERE

映像のテーマ・内容を決め、スケジューリングの作成を行います。映像制作で大切なリサーチとは、映像を作る上で必要な情報をさまざまな角度から調査し、検証を行うことです。
2.プリプロダクション(撮影)
- NOUVELLE VAGUE
- NOUVELLE CARRIERE
- NOUVELLE MEDIAS

ロケハン・ロケ
ロケ先には事前に下見に行き、簡単なカメラで現地を撮影した映像をディレクターと共有したり、撮影許可などの確認を行います。また、ロケハンはロケ日と同じ曜日、時間帯に行き当日と同じ条件で状況を見たり、環境音や駐車場の有無などを確認したりする場でもあります。ロケではカメラマン・音声も同行して撮影を行なっていきます。
※撮影規模によってメンバーは異なる

スタジオ撮影
スタジオ収録はディレクターをはじめ、カメラマン・音声・照明・美術など、多くのスタッフが協力して撮影を進めます。番組収録を順調に進めるため、カンペ出しなどもADの重要な役割です。

イベント撮影
例えば配信イベントなどの撮影ですと、通常の撮影技術スタッフの他にも、メディア配信対応のスタッフも現地で配信機材を入れて対応します。
3.ポストプロダクション(編集・MA)
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映像編集・CG
ロケや撮影が終了したら、番組の尺に合わせて編集に入ります。まずディレクターがオフライン編集で、尺を出しておおまかな編集を行い、その後編集室でのオンライン編集に移ります。編集ソフトは「Premiere Pro」が主流となっていますが、作業内容によっては「DaVinci Resolve Studio」「Avid Media Composer」を使用することもあります。編集室ではディレクターが加工やテロップなどの指示を出し、エディターとアシスタントで編集を進めていきます。番組のタイトルCGや、難しい加工、高いクオリティーを求められる作業に関しては、CG部が担当することもあります。

MA・音響効果
編集が完了した段階では、素材音や仮のBGM・SEのみです。ここから音の整理と調整を行い、ナレーターさんが読むナレーションを収録し、音効担当が付けたBGMやSEなど、全ての音声を調整していくMAの作業となります。MA作業と並行して、音効担当にも映像と音のデータを渡し、番組に合ったBGMの選曲、SEを付けたデータをMAに共有した後、すべての音声をMAでミックスし、作業は完了です。
4.納品
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オンエアに誤りや不体裁がないかを技術監視する番組送出スタッフ。局に納品されたVTRの技術的なチェックや提供テロップやCM、デジタル放送の文字情報を加えて全国へ送信します。